2012年8月7日火曜日

第64回日米学生会議 8/2 本会議 5日目


Lecture on NGOsでは、Gorge W. Bush Instituteに携わっているDr. Eric Bingを講師として招きました。アフリカで子宮頸ガンを予防するワクチンの接種を促進するなどの活動をしたお話をききました。NGOや国際医療に興味を持つ学生を中心に、多くの参加者が講義後に質問をしていました。

午後は、13時から17時までRTミーティングを行いました。私たちのRT(人権問題と我々の責務)では、「人権とは何か」「そもそも他人の人権を保護する必要があるのか」という、根本的な問題を議論しました。テキサスでは、議論の質を重視するとともに、全員が発言しやすい環境を作ることを目指していたために、誰しもが話しやすいトピックを選定し、「全員でRTを作る」という意識を高めることが出来ました。

本会議で最初のリフレクションでは、多くの参加者が英語で自分意見を発する難しさ、そして講義を聞き取り、理解する難しさに直面しているようでした。また同時にアメリカ側参加者の優しさと議論への取り組みの積極性に多くの参加者が感謝と感動を受けていました。最初のサイトということもあり、今後の議論の方向性とプロセスに不安も感じつつ、展望に期待を抱いているようでした。

2012年8月5日日曜日

JASCブログ8月1日:悔しさ


 はじめまして、国際基督教大学教養学部2年に在籍している市毛裕史です。第64回日米学生会議参加者で現代社会の起業と倫理に所属しています。会議が始まって5日が経ちましたが、昨日着いたばかりのようにも感じますし、もう1ヶ月以上みんなと過ごしているようにも感じています。このブログでは、8月1日のスケジュールを振り返った後に、これまでのJASCに対して自分が思うことを記そうと思います。

ダラスサイト5日目の今日は、Pr.William McWhorterによるテキサスに存在した強制収容所に関する講義に始まり、Sixth Floor MuseumというJohn F Kennedy元大統領が暗殺された地にある記念館を見学したのち、繁華街で食事を取り、RTミーティングで暑く議論をするという英語にまみれた充実した一日を送りました。

“強制収容所”。この言葉で皆さんは何を想起されるでしょうか。おそらく多くの方はあのナチスによるユダヤ人の強制収容所が思い返されることでしょう。僕も今まではそうでした。しかし今回の講義で、日本の教育では重視されずにきた、日本人が収容された強制収容所の存在を僕は深く胸に刻むことになりました。Pr.William McWhorter氏の講義では強制収容所の実態を俯瞰することが出来、また深い示唆に富んだ講義は大変興味深いものでした。しかしながら、講義が終わった後のディスカッションは、自分にとってJASCという学生が議論することの意味を再認識させてくれるものになりました。というのも、多くのアメリカ人の学生の口から、「講義にはバイアス(偏見)があった。」という意見が聞かれたのです。講義にはある程度ではありますが、強制収容所に対する前向きな評価が見られました。私自身その意見を否定することはしません。確かに、原爆に関連する「原爆のおかげで戦争が止まった。」というような意見のようにある一定の役割があったのだろうと思います。しかしながら、強制収容所という存在が内包している問題にも目を向け、再考する必要性をディスカッション含めた講義全体で感じることが出来ました。アメリカの学生から聞かれた自分たちの国がしてきたことに対してきちんとした批判の目を持って対応している姿をみて、これこそが学生という、大学の、企業の、国の、特定の色を持たない学生という存在だからこそできる、自分自身の本音だけで語れるこの会議の意義を実感することが出来、うれしくなりました。
またそれと同時に、日本の戦争教育についても深く考察することが出来たと思います。今回の講義で強制収容所というものの実態を学ぶことが出来ましたが、果たして日本の若者で強制収容所の存在を知っている学生がどれほどいるでしょうか。確かに、日本が中国・韓国初めアジアの国々に実行してきた、いわば負の歴史についてきちんと認識することは必要です。しかし、同様に戦争という相手がいなければ成り立たないものをきちんと知るには、日本側が受けた傷もきちんと学ぶ必要があるのではないでしょうか。多くの日本側の学生が強制収容所の実態をこれまで知らなかったという状況を認識し、そう感じました。自分たちが行った暴力のみを認識し、再び戦争を繰り返さないようにと考えるのではなく、自分たちが受けてきた傷もしっかりと認識することで初めて、真の意味で戦争は繰り返されるべきではないといえるのではないでしょうか。稚拙ながらもこのような意見を、この講義、ディスカッションを通して持つことが出来ました。学生にしか出来ない議論、それは何者にもとらわれず、自分自身の意見をぶつけ合えるところに意味があるのではないでしょうか。

 これまでのJASCを通して、まだ5日間しか経っていませんが、自分が一番持っている感想は実のところ、楽しさでもなく、わくわくでもなく、純粋に「悔しい」という感情です。
上記のようにつらつらと講義について書き連ねてきましたが、実のところ講義自体はほとんどと言っていいほど聞き取ることが出来ませんでした。今までEC(実行委員)がせっかく用意してきてくれている講義スタイルのプログラムを自分はほとんど消化できていないと自分の中では捉えています。某集中治療室の英語プログラムの成果かどうかはわかりませんが、ディスカッションのなると聞き取ることが出来、内容についていくことができます。しかし、自分が意見を言いたくなっても、アメリカ側の学生による積極的な発言によって言う機械を逃してしまい、運よく発言できても”うまく”自分の意見を”流暢に”伝えることができず、悔しい毎日を送っています。「日本語だったら、この議論のおかしいポイントを指摘することが出来るのにな、日本語だったら講義を聞いた後に質問できるんだけどな、日本語だったら・・・。」このような感情を毎日抱いています。しかしながら、自分の志望動機のひとつでもある、英語力の向上に対して目を背けることは、JASCを支えてくださっている皆さんに、自分を選んでくれたECに対して失礼に当たることであり、期待を裏切ることになってしまう上、自分に対しても顔向けが出来なくなってしまいます。自分の中では、一歩一歩ですが回りに助けられながら英語力を付けていこうと思っています。ノートの取り方、講義の聴き方、英語の言い回し、幸いにもJASCには自分の悩みに対して応えてくれる学生がたくさんいます。自分自身でもアメリカ側の学生と話す機会を多く持つよう心がけ、英語に触れることが無限に出来る今の環境を最大限に活かして生きたいです。今日のJFK記念館であるSixth Floor Museumの見学でも音声案内は英語を選択し、100%とまではいかないですが楽しむことが出来たと思います。
また英語力だけでなく、自分がJASCで果たせる役割についても未だ定まらず、不確かで、悔しい日々が続いています。「私は、この64回日米学生会議を今までの会議史上、最高のものにしてみせます!」と大声で誓った決意表明の日から3ヶ月近く経ちますが、果たして最高の会議とは何なのかすら見出せていない自分がいます。自分がこの会議に対して出来ることは何なのか、自分がどのように動けば”最高”の会議にすることが出来るのか。未だ模索の日々は続きますが、会議が終り、帰国した際に、何も成果としていうことがないといった感想を持つような状況だけは絶対に避けたいです。 
悔しい思いばかりしている毎日ですが、不思議と嫌にはならないし、体力的疲労も苦になりません。これからは、周りの学生たちにも目を配りながら、自分の出来ることを確実にこなしていき、少しでも最高の会議に近づけられるよう努力していきたいと思います。

 忙しく過ごしている毎日ですが、徐々にJASCとはどのようなものなのかをつかめてきている気がします。今現在、参加者の多くがなれない環境の中さまざまな悩みにぶつかっているように感じます。しかし、このような全力でぶつかっていける環境に感謝し、自分がどこまで行けるのか、みんなと共に挑戦し続ける一ヶ月を過ごしていきたいです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

2012年8月2日木曜日

第64回日米学生会議 7/31 本会議3日目

皆さんこんにちは、第64回日米学生会議日本側参加者、筑波大学医学群医学類4年の山東典晃です。日米学生会議が始まって早4日、英語でのディスカッションやレクチャーにも段々と慣れてきました。

特に理由もなく移民裁判所近くにあったカッコいいビルの写真を撮ってみました。

今日はダラス中心部にある移民裁判所に行ってきました。移民裁判所はアメリカに不法滞在している人たちを強制送還するかそれともアメリカでの滞在を許可するかどうかを裁定する機関で、私たちは実際に裁判を見学させて戴けることになりました。


私たちが見学したケースは20年前にアメリカに不法入国した女性に関するもので、判事の威厳のある一言一言を傍らで聞いてるだけの私たちもとても緊張しました。

何故アメリカは不法移民を即座に強制送還しないのかと思う人もいるでしょう。ご存知の通り日本では日本国籍を持つためには両親のどちらかが日本人でなければなりませんが、アメリカはではアメリカ国籍を持っていない人でも条件を満たせばアメリカの市民権を得ることができます。今回のケースは不法入国した女性の子供がアメリカ人と結婚しており既に市民権を得ていたため、家族が離ればなれになる恐れのある強制送還措置が適当か否かを話し合っていたというわけです。移民の国アメリカらしい考え方ですね。

裁判見学後、判事とのディスカッションをする機会があったのですが裁判では厳格な雰囲気を漂わせていた判事が私たちと話す時はとてもフランクに話しているのを見てとても驚きました。判事として法服を着ているときは連邦政府の職員として職務をこなす責任があり、それは個人としての自分とは違う人格である、ということをしきりに強調しており一般的に公私の区別を余り付けない日本とのカルチャーギャップを感じました。

屋外の最高気温は40℃を超えていますがトロリーを含めて室内は寒いくらいにエアコンが効いていました。


さて、フィールドトリップも日米学生会議の主要なプログラムのひとつですが、何よりも分科会が最も重要です。私は「環境と科学技術」の分科会に所属しているのですが、今日は会議前に参加者一人一人が書いた論文について周知を図ると共に、どのような共通目標を設定するか、机上の空論ではなくそれをきちんと実行するためにはどうすればいいかを話し合いました。私のいる分科会は個性のあるメンバーが揃っており、自分では思いもしなかった視点からの意見を聞くことができてとても興奮しています。今後とも日米感の違いを意見の多様性へと換えて有意義な議論をしたいと思います。

第64回日米学生会議 7/30 本会議3日目


こんにちは。環境Round Table(以下RT)所属、筑波大学国際総合学類2年次の横田真彩です。遅くなってしまい大変申し訳ありません!7/30について書いていきたいと思います
7/30、午前は東北プレゼンというタイトルで、日本・アメリカ両側による災害についてのプレゼンテーション、またディスカッションを行いました。
日本で去年起きた大震災とその復興について私たちが感じた生の声をシェアするにとどまらず、アメリカでの災害についても学習し、将来の災害に備えて対策の在り方等、RT関わらず自由に話せたことは全体の仲を深めることにもつながったし、本当に面白いものでした!
私自身は東北スタッフをやっていたこともあり、原発についてプレゼンをさせていただく機会をもらったのですが、全参加者を前にしてのプレゼンは、内容も難しく本当に緊張したし英語のままならさも感じましたが、会議の初期にああいった機会をいただけたことでこれからの課題も見つけられたのでスタッフ側としても大変勉強になりました。

午後はRTミーティングがあり、私たちのRTでは1日目の反省を踏まえ、アメリカ側参加者・日本側参加者が言語面のカバーも含めて1人1人の意見を聞きあうという姿勢が確立し、初めて1つのチームとしての意識が全員の中に芽生えてきて、やっと”JASC”を感じることができた気がしてすごく嬉しくなりました。これからも議論を進めていくうちに価値観や言語面での違いに苦しむことがあるかと思います。でも、今後そういった過程も含めてもっともっと”JASC”を感じて、次につながっていくようなJASCを作っていければいいなと思っています!

時差にも慣れてきて、40 度を超える溶けるような暑さの中、free timeにも”JASC mail”を書いたり楽しく会話したり一緒にプレゼンづくりに励んだり、と、某ECのことばを借りればたぶん私たちは”JASCky”な日々を送っているのではないかと思います。絶対に忘れられない夏になるよう頑張っていきます!


横田 真彩

2012年7月31日火曜日

第64回日米学生会議 7/29 本会議2日目



初めまして、JASC64回参加者の三浦愛(某KO大学2年)の三浦愛です。
寝不足と疲れと緊張と楽しみで迎えた本会議二日目でした。
朝から緑が広がる広大なテキサスのキャンパス内を5分程歩き、日本のとは2倍の大きさのコップになみなみと着色料多めのクランベリージュースをつぎながら、アメリカンな朝食を頬張った。私はアメリカ帰国であるが、このアメリカンライフはやみつきになりそうです。

午前中のメインコンテンツはOpening Ceremony. スピーカーとしてMr. John M. Stich, Mr. Mark Berry, Dr. Hiroki Takeuchiにお越し頂き、ダラスへのウェルカム、そうしてJASCへの激励の言葉の数々を頂きました。ダラスでのサミットのお話や、Mr. Mark Berry自身の体験に基づく日米の繋がり、そうして竹内先生による東アジア論はどれも「自分はJASCの一員になったのか…!!」と実感させられるものばかりでした。

デリが決定してから数箇月経ち、事前準備に励んだ時期もあれば、少し中だるみしてしまった時期もありました。しかし、本日の開幕を持ちまして、JASC一同、本会議への期待溢れる一歩が踏み出せたのではないかと思います。

After we had lunch at the dining hall, we had a RT meeting and a skit/ice breaking session. 


This RT meeting was the first official joint meeting with American delegates, so (I'm basically writing this blog based upon the Human Rights RT meeting, but I guess most of RTs have done similar things.) we introduced ourselves, did some ice breaking and then introduced what we have done and what we are interested in. And afterwards, we were separated into four groups with buddy and talked about each other's RT paper, preparing for the next day's RT session.


After the RT meeting, we had dinner, and it was finally the Skit time!! The Skit was a so much fun. Japanese delegates performed first. The main story was about Chelsey and Minh getting to know Japanese culture. The first part was about how Japanese spent Christmas, new year's day, and Valentine's day. The second part was about Japanese's daily lives. It might look like that Japanese are having same every day, but actually, they know how to enjoy the moment when they are done with what they need to do. The third part introduced Japanese pop culture, AKB48. And then American delegates performed their skit, which was the parody of famous TV shows such as American Idols, Spongebob, and jeopardy. I believe each delegate enjoyed the skits and could get a glimpse to each other's culture.

And then each of the delegates had a brief self introduction, and played a game to memorize the names. It helped quite a lot, actually! lol


It was a long but short day. Looking forward to how awesome the 64th JASC will be.
I had so much fun, thank you all; ) 

XOXO, Heajin

第64回日米学生会議 7/28 本会議1日目


とうとう3ヶ月間待ちに待った本会議がやってきました。
僕たちは直前合宿後、成田空港から第一サイトテキサスのダラスに向かいました。スキットの準備もまだ終わっていないし、分科会行事の準備が終わってない人もいればや学校のレポートに追われる人もいっぱいいて、ワクワクでちょっと不安、みんなの気持ちはとても複雑でした。
一日中の飛行機も辛かったが、乗り換え時のスキットの練習はとても楽しかったです。
ついに長かったフライトも終わり、ダラスにつきました。人生初めて見る午後8時の日差しはとても感動的でした。
南メソジスト大学につき、自分の部屋の鍵をもらい、アメデリのバディがいるつもりで部屋に入ったら誰もいませんでした。どこにいるだろと思いながらみんなで大学の中央にある大きな建物に向かいました。
建物に入った瞬間、アメデリ建物のいろんなところから飛び出し、サプライズの歓迎の歌(掛け声)歌ってくれてとても感激しました!
疲れが一瞬で消えて行き、なんだか急に激しくワクワクしてきました笑
明日からが楽しみだ!

2012年7月30日月曜日

第64回日米学生会議 直前合宿は無事に終了しました


7月27日(金)ついに、第64回日米学生会議直前合宿が始まりました!
オリンピックセンターに集まった参加者は、実行委員から本会議に向けての諸説明を受けました。
直前合宿1日目は、昼食と夕食を挟み分科会の時間をとりました。アメリカ側参加者を加えた本会議でのディスカッションに備え、事前学習で得た知識を集約するなど、それぞれの分科会が議論や作業に時間を充てていました。また、各分科会の参加者は、1日目最後のプログラムの分科会発表に向けての準備を進めておりました。東海大学から参加している、ヴーホアンミンは、「春合宿から直羽前合宿まで、分科会でしてきた活動をゆりかえる良い機会でした。」と語っていました。午後に2時間半程の時間を使い、本会議序盤にアイスブレーキングの一環として行われるスキットの練習を行いました。順天堂大学から参加している、川野さりあは、「短時間の練習で、全体のビジョンが見えてきて、参加者の一体感が高まった。アメリカ側参加者に、受けのよいスキットを考えるのが難しかった。」と話しておりました。
1日目の締めくくりに、分科会ごとの発表を行いました。ヴーホアンは、「分科会単位で英語を使って発表するのは、はじめてだったので、本会議にむけて準備ができたと思う。」と語っておりました。
アラムナイの、国際教育振興会賛助会 事務局長 伊部さまや、日米学生会議 同窓会 副会長の竹本さまと大高さま、ほかにも多くの若手の方々がオリンピックセンターに駆けつけてくださり、参加者にむけて激励の言葉をいただきました。
参加者・実行委員ともにオリンピックセンターに宿泊し、直前合宿2日目、7月28日(土)には、参加者は大部屋に集まりリフレクションを行い、アメリカへの出発を目前にして、参加者はこれまで事前活動をしてきた感想や本会議に対する期待を語りました。
バスの中ではJASCソングを練習しながら、成田空港へ向かいました。第64回日米学生会議は今、幕開けようとしています!
実行委員は、昨年の第63回日米学生会議が終わった直後から、準備をしてまいりましたが、多くの方々から協力なくしては、ここまで来ることはできなかったでしょう。アラムナイの皆様、一般財団法人 国際教育振興会関係者の方々、事前活動での講師をしてくださった方々、会議の運営に協力・賛助してくださった各団体の皆様には、実行委員一同深く感謝しております。私たちは、第64回日米学生会議が無事に成功するよう、全力を尽くしてまいります。また、本会議中の様子は本ブログにて毎日記事を投稿していくというかたちで報告させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。