2012年11月6日火曜日

第64回日米学生会議報告会のご案内


64回日米学生会議報告会のご案内です。

64回日米学生会議は、「衝突と理解から生まれる新たな意志~未来を構築する力へ~」というテーマのもと、アメリカの4都市(ダラス、マディソン、バークレー/サンフランシスコ、シアトル)で開催されました。

つきましては、第64回日米学生会議にご協力を頂いた皆様、そして日米学生会議にご興味をお持ちの学生の皆様に会議の概要と成果をご報告させて頂きたく、下記の通り報告会を開催いたします。ご多用中とは存じますが、お誘い合わせの上、ご参加頂きますようご案内申し上げます。

【日時】平成24128日(土) 14:0017:3013:30開場/入退出自由)
【場所】慶應義塾大学 三田キャンパス南校舎5524教室
【最寄駅】JR山手線田町駅または都営三田線三田駅

【当日の予定】

1330  開場   
14001410  開会挨拶   
14101500   基調講演:今井義典氏(第17回日米学生会議参加者)   
15001600   64回日米学生会議報告   
16001630   64回会議参加者によるパネルディスカッション   
16301700   65日米学生会議概要説明   
17001730   学生会議参加者と来場者との交流

【基調講演者プロフィール】

今井 義典氏 (第17回日米学生会議参加者)
NHK記者・特派員・キャスター・解説委員(1968~2007
NHK(日本放送協会)副会長 (~2011
ABUアジア太平洋放送連合会長 (~2011
立命館大学 産業社会学部 客員教授 (2007~) 


*当日は第64回日米学生会議報告に続き、来年夏に日本で開催される第65回日米学生会議の開催要項の説明を行います。
その後64回参加者、65回新実行委員とご来場頂いた方々との交流の場も持たせて頂き、ご質問などにもお答えします。

*第64回日米学生会議報告会に参加希望の方はお手数ですが、こちらの申し込みフォームよりお申し込みください。また、第64回日米学生会報告会についてのご質問は下記アドレスまでお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:jasc64.report@gmail.com


多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。
  

2012年9月19日水曜日

第64回日米学生会議実行委員よりご挨拶


64回日米学生会議は、8/20を持ちまして、無事に成功のうちに終了いたしました。
特に大きな問題もなく、ダラス、マディソン、バークレー/サンフランシスコ、シアトルと訪問し、多くを学ばせていただきました。本会議中に毎日参加者によって書かれた記事をご覧いただければ、どんなに充実した21日間であったかがお分かりいただけると思います。

ファイナルフォーラムでは、各分科会が、約1か月にわたる議論の成果を発表し、ニコニコ生放送を通じて生中継をさせていただきました。最終的には70000人を上回る方々にご視聴いただきました。

64回日米学生会議は、アラムナイの皆様、講演をしてくださった方々、賛助をしてくださった企業や財団の皆様、宿泊施設等の関係者の皆様のご協力なしには無事に終える事ができなかった事と思います。この場をお借りいたしまして、実行委員一同、深く御礼申し上げます。

なお、実行委員選挙によって選出された、第65回日米学生会議実行委員のメンバーは帰国直後から顔を合わせて第65回会議テーマの設定、分科会の考案、開催地の決定、役職の決定等の活動を始めております。第65回日米学生会議実行委員によるブログが開設されましたので、今後はこちらのチェックを随時よろしくお願いいたします!
http://jasc65blog.tumblr.com/

今まで、当ブログをご愛読いただきありがとうございました。

64回日米学生会議 実行委員一同

2012年8月26日日曜日

第64回日米学生会議 8/19 本会議最終日



毎日毎日どれだけ朝方に寝ても起床はきっちり6時∼7時だった1ヶ月でしたが、この日だけは自由にSight-seeing dayだと決まっていたので、いつも通り朝の5時まで皆と語ってお風呂に入って寝て、ものすごく久しぶりに11時まで寝ていました。JASCersが部屋に起こしに来てくれてDowntownへ出かけ、買い物をしてスタバ一号店を見に行った後は女子で部屋に集ってFinal Dinnerの為にドレスアップ。寮から少し歩いたところのレストランでまず最終リフレクション(振り返り会)をしました。毎回リフレクでは皆が言う事に感動したり共感したりして半泣きになっていたけれど、今回は半泣きどころか本気泣きでした。それも私だけでなく、男の子も含め皆胸が熱くなって泣いているようで、その情景を目にしたからか、信じたくなかったけれど私たちの人生最高の夏はついにもう終わるんだという事が現実味を帯びて来て、何とも言えない焦燥感と寂しさに襲われ始めました。皆がどれだけJASCers全員を愛しているかがひしひしと伝わってくるリフレクで、終わってしまって全員でもう濃い毎日を作っていけなくなくなるのが寂しくて仕方がないけれど、皆のリフレクを聴いていると寂しさよりもこれからの未来への期待が膨らんで、これから先それぞれがこの経験を糧にして未来を切り開き、夢を追って、それぞれがまた一つ成長した姿でいつか71人一同が集まれる日が楽しみに思えたのを覚えています。リフレクの時間が終わってしまった後は、その場でそのまま最後の皆と一緒に食べる夜ご飯の時間に移りましたが、全員泣いたままでお互いを抱き合って感謝をし合って熱い気持ちを伝え合って、私に及んでは何一つ口にしないまま(笑)夜ご飯タイムも終わり全員で寮へ帰りました。このリフレク後の夜ご飯タイムに、できるだけ多くのデリゲート達にハグをしにいって、涙でぐちゃぐちゃになった顔で、この夏私に出会ってくれてありがとう、私と色んな熱い話をしてくれてありがとう、沢山の温かすぎる思いでをありがとう、こんなにも大切な存在になってくれてありがとう、これからもずっとずっと私の心の中にいてね、と伝えに回りました。JASC64での日々は、ただ単の楽しかった夏の思い出ではなく、私にとっては、これからの東京での生活、いやそれだけではなくてきっとこの後の自分のAdventure全部を支える心の支えとなってくれた思い出でした。3カ国の混血でありアメリカで生まれ育った私にとって、完全に異文化である東京の慶応で、家族も友達も日本にいないまま一人暮らしをしながら学生生活を送るのは、いくら日本語に堪能で沢山の友達に好かれたからといっても、単純に楽しめる程簡単ではありませんでした。言葉を話せるから大丈夫だと思って、楽しみにしていた日本での生活なのに、言葉が話せるからこそ、その文化に順応できず抱える苦悩があるんだと知って、自分は一体何人なのか、何者なのか、弱音も誰にも吐けずただただ泣いていた7月までの自分。だけどJASCで、私を、名前や国籍やバックグラウンドからではなく、目の前にいるただ一人の個人として認めてくれて、受け入れてくれて、仕舞には最高の人間だと称えてくれる沢山の心温かい友達に出会って、また、様々なフィールドで日米の未来を、世界の未来をどうにか良くしようと日々葛藤している沢山の素敵な人生の先輩に会って、生きていく上でのエネルギーと仲間を得た今、もう何も怖いと思いません。きっと状況は何も変わっていなくて、また沢山の苦悩が私を待ち受けているけれど、ものすごく尊敬した沢山の人生の先輩から頂いたエールや言葉と、目を閉じればいつでも出て来てくれる私の大切な大切な、素敵すぎる、心から大切な仲間たちの存在さえあれば、どんな苦難にも立ち向かって、いつでも自分らしく生きていける気がします。こんな風に思わせてくれた仲間と思い出に、ありがとう。こんな事を、最後のリフレクとディナーでは思ったりして、一人一人の顔を眺めていました。「大好き」じゃ言い表せられない程、皆の事が好き過ぎます。こんなにも熱い、素敵な未来のリーダー達がいる私たちの世代の世の中は、きっとキラキラした笑顔に溢れているはず。Let s go JASCers! Live your dreams!

第64回日米学生会議 8/18 本会議20日目


どうも、一橋大学経済学研究科修士1年の野地洋平と申します。分科会は災害復興です。

午前中はシアトル観光でした。自由時間だったので、各自思い思いに過ごせたと思います。ただ新ECのみんなは何やかんや決めることがあったそうで、一緒に観光できなかったのは残念でした。その分お土産話を、たっぷりと聞かせてやりました。

さて私たちが訪ねたのは、シアトル観光の定番スポットであるpike place marketにある1962年創業のスターバックス一号店でございます。内装はいたってシンプルな木目調、店の壁にはお土産用ともとれるマグカップやタンブラーが飾られていました。ただコーヒーを飲みながら、ゆっくり経済学を勉強しようという方にはおススメできません。人が多すぎます。

次に向かったのは古書店で、私のJASC中での目標の一つが、本を10冊以上買うことで、その達成をシアトルで迎えようという魂胆でした。マーケットの中にあったLANPLIGHT BOOKSという本屋で、歴史書と民主主義に関する本を購入しました。店の主人に、本当に買う気があるのか疑われるくらい吟味して買いました。なぜならここで重要なことは購入することではなく、日本に無事持ち帰ることだからです。まさにIt isn’t important to buy but to take it home. よって、スーツケースの積載量?を考えつつ、選んだ次第です。

Abhijit V. Banerjee and Esther Duflo, Poor Economics, public affairs, 2011
Carmen M. Reinhart and Kenneth S. Rogoff, This Time is Different, Princeton, 2009
Michael Harrington, The other America: poverty in the United States, Penguin, 1962
George J. Stigler, The Theory of Price, Macmillan, 1966
J. M. Roberts, History of the world, Penguin, 1976
などなど

みなさん、こんにちは。
64回日米学生会議「災害復興と社会の再構築」分科会に所属する、立命館大学政策科学部3回生の廣野允威(ひろのまさたけ)と申します。緊張感あふれる最終プレゼンテーションもシアトルの魅力を満喫するSightseeingも終わり、本日はシアトル滞在最終日のリフレクションとスペシャルディナーに関してご報告したいと思います。
リフレクションでは、各々がJASCを通して感じたこと、学んだことを率直に共有する時間ですが、最後のリフレクションということもあって苦楽を共にしたRTメンバーへの感謝を述べる人、私たちを引っ張ってきてくれたECにねぎらいの言葉を伝える人、そしてJASCが人生を変えたことを語る人など、笑いあり涙ありの非常に感動的な瞬間でした。
その後はシアトルでの最後の夜を楽しむべく、また大切な仲間との別れを惜しむかのように私たちはディナーを楽しみました。人生で2度とはないその瞬間を記憶に刻みこむかのように私たちは声がかれるまで語り合い、そして将来の再会を誓い合うのでした。

2012年8月24日金曜日

第64回日米学生会議 8/17 本会議19日目


こんにちは!慶應義塾大学法学部法律学科の野口ゆかりと申します。
ブログのアップが遅くなってしまい、申し訳ありません。

今日は各分科会が長い時間をかけて準備をしてきた、ファイナルフォーラムの日でした。前日の夜遅くまで準備が続いた分科会やプレゼンをする前にとても緊張している人もいました。しかし、なにはともあれ、みんなの終わった後の達成感に満ちた表情を見て、全てのJASCerにとっての晴れ舞台は無事成功に終えることができたと私は思いました。分科会のメンバーと共に作り上げた発表に喜びを感じる一方で、私は会議が終わりに近づいていることも実感してとても寂しい気持ちになりました。

ちなみに、私が所属していた「災害復興と社会の再構築」分科会は、Reconstructionのプロセスや、これに含まれる主な要素について自分たちが議論したものをまとめて発表しました。

そしてなんと、実はファイナルフォーラムの様子は、ニコニコ動画によって生中継していただけていました!なんと閲覧数は75000だとか!?ファイナルフォーラムの様子に興味がある方は、是非確認してみてくださいね!

最後に、今日は第65回日米学生会議を運営する実行委員を決める選挙の日でもありました。
みんなの前でスピーチをするのはとても緊張することでした。今年最高に充実した夏をすごすことができた分、来年の参加者にも同じように最高な夏を提供できるように第65回実行委員会全体で盛り上げていきたいと思います。第64回実行委員会の人たちは本当にお疲れ様でした!

第64回日米学生会議 8/16 本会議18日目


 こんにちは!ブログの更新が大変遅れてしまい大変申し訳ございません!
私、横浜国立大学工学部知能物理工学科3年の木村光太郎と申します。所属分科会は環境と科学技術で、8/16の記事を担当させて頂きます。
 まずは本日のスケジュールから!と言っても本日のスケジュールはすべての時間がRTの時間に割り振られて翌日に控えるファイナルフォーラムのために備えるための日であります。すべてのRTが今まで本会議で話し合ってきたことや、フィールドトリップなどで体験したことを振り返り、パワーポイントにまとめ、自分たちの発表の製作に時間を費やしていました!またみんな下書きにした英語の文を必死に暗記練習し、如何に説得力のある、伝わり易いプレゼンが出来るかどうかの練習もしていました!みんなスティーブジョブズみたいになれるかな!?
 私のRTはといいますと、当初予定していたスケジュールよりも大幅に遅れてしまいまして、他のRTよりも夜ふかしをして、なかには一睡もしないで作業する人や、部屋に帰らず(帰れず)ロビーで寝ている人も…。それもこれも全ていい思い出!明日のファイナルフォーラムさえうまく行けば疲れなんか吹っ飛びます!
ちゃんとうまく発表出来るかな!?そーいえばニコ生くるけど叩かれないかな!?そんな不安も期待も胸にして、一ヶ月間過ごして来たみんなでする最後の大仕事!友達・家族・アラムナイ方々・企業の方々・講演してくださった方々、そして何より一番お世話になったECのため、日米学生会議に携わって頂いた全ての方々への感謝の気持ちをこの発表に乗せてみんなでファイナルフォーラム頑張りたいと思います!さぁ明日の本会議はどうなることでしょう!!
レッツゴートゥーファイナルフォーラム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2012年8月21日火曜日

第64回日米学生会議 8/15 本会議 17日目


 皆さん、こんにちは。国際基督教大学教養学部の鹿山ゆかりと弘前大学医学部医学科2年の片山恵里です。
 日米学生会議も残りわずかとなりました。シアトルの街と仲間との時間を楽しみながら、ファイナルフォーラムに向けて取り組んでいます。
 今日は午前中に分科会毎の活動(ディスカッションやファイナルフォーラムに向けての準備など)、午後はWing Luke Museumの見学と第二次世界大戦中日系字人収容所の生存者Makoさんのレクチャーというスケジュールでした。
 Wing Luke は、シアトルで初のアジア系アメリカで初の市長となった人です。Museumでは彼の功績だけでなく、アジア系アメリカ人様々な展示が行われていました。戦時中のアジア系移民の排斥の中でいかに彼らがコミュニティの中で文化を維持し、アイデンテティを構築したかということを伝えていました。普段日本にいると自分が日本人であるということを意識する機会はあまりありませんが、「日本人らしさ」を考える機会を持ちました。この「日本人らしさ」の気づきを基に私たち日本人が世界で担うことができる役割を考えることが出来たらなと思います。
また、Makoさんからは彼女の幼少時から今に至るまでの人生についてお話を伺いました。お父さんが家族と引き離され殺されてしまった壮絶な体験から、過去の悲しい歴史を知ると共に、日系人収容所で偏った受け、その後教師の道を進んだMakoさんの「教育の在り方」についての意見を伺わせていただき大変勉強になりました。

いよいよファイナルフォーラムも近づきみな疲れを見せていますが最高のファイナルを作れるよう一致団結して頑張っていきたいと思います。


2012年8月20日月曜日

JASC 8/14/2012 @Seattle!!



みなさんこんにちは。今日は東海大学医学部2年のこーき、もとい藤田耕己(分科会:安全保障と日米)と、国際基督教大学教養学部2年のちゃき、もとい飯島千咲(分科会:パーソナル/ナショナルアイデンティティ)の2人で、ブログを担当します(^^)/

14日はサンフランシスコからシアトルへの移動日でした。
アメデリが先に朝5時に、私たちジャパデリは8時半にホステルを発ち、空港へ。連日の疲れもあり、みんな飛行機では寝ることに全精力を傾けていたようです。隣通しに座っていた私たちですが、フライトが一瞬に感じました。

雨が多いシアトルですが、快晴に恵まれ、最終サイトにふさわしいスタートをきることができました。

滞在地となるワシントン大学に先に着いていたアメデリは、キャンパスツアーを終えた後、第2次世界大戦時の日系アメリカ人強制収容所に関する講演を受け、充実した時間を過ごしたようです。

その後私たちもアメデリと合流して、バスでダウンタウンにあるSafeco fieldというスタジアムに行き、マリナーズ対レイズの公式戦を観戦しました。イチローを欠いたマリナーズでしたが、9回裏2-1で一点ビハインドのマリナーズは一打サヨナラのチャンスに打者が応え、劇的サヨナラ勝ちを果し、私たちの興奮も最高潮に達しました!!

ファイナルフォーラムを3日後に控え、アメデリとの団結力もさらに深めることができた一日でした。残り少ない毎日を大切に過ごして行きたいと思います。

こーき、ちゃき

2012年8月17日金曜日

第64回日米学生会議 8/13 本会議16日目


東京大学法学政治学研究科総合法政専攻修士課程1年の藤川健太郎と申します。
私たちは昨日からカリフォルニア大学バークレー校の大学寮からサンフランシスコのダウンタウンにあるホステルへと移動し、分科会活動に加えサンフランシスコ市街の雰囲気を味わっております。これまでの宿泊先は大学寮でしたので、新鮮でした

サンフランシスコにおける最終日となった本日は、私の所属する「安全保障と日米」分科会の活動ではファイナルフォーラムに向けての準備を始め、午後にはジャパンタウンやフィッシャーマンズワーフなどの市街を散策しました。
夕方からは日本総領事館を訪れ、総領事の方からのお話に加え、ゲストの方々から貴重なお話を伺うことができました。またJASCer同士で結婚された方もゲストとしてお見えになり、JASCの意義やお二人の結婚に至るまでの過程についても聞かせていただきました。

その後はJASCer全体でのリフレクションを行いました。サンフランシスコで活躍した人への感謝を述べる人、これまでの自分の人生を振り返る人など、内容は人それぞれでしたが、さまざまな思いを共有できたと感じています。

第64回日米学生会議 8/12 本会議15日目


みなさん、こんにちは。
64回日米学生会議「災害復興と社会の再構築」分科会の岡山大学医学部3年の渡部寛史です。
今日は朝10時頃にUCバークレーを離れ、サンフランシスコに向け出発しました。
バークレーでの3日間は短かったですが、個人的にはとても印象に残るサイトでした。それは、自分から言い出した広島の原爆に関するプレゼンとディスカッションを行うことができたためです。広島で生まれ育った人間として、アメリカの学生に自分が学んできたこと、感じてきたことを伝え、みんなでこの問題を考えたいと思い、ECに相談をしていました。つらい想いもしましたが、本当に自分からこの議題をやろうと言い出してよかったと思っています。
さて、バスに乗ってさフランシスコに移動し、午後からはフリータイムとRTタイムを行いました。サンフランシスコは坂が多く、坂の上から見る景色は最高にきれいで、多くの参加者が感動していました。しかし、とにかく夏とは思えないほど涼しく、時には寒いほどで防寒をするのに一苦労でした。フリータイムでは、ある人は買い物に、ある人は海に行き、各々サンフランシスコの街を楽しんでいました。その後のRTタイムでは、多くのRTがファイナルフォーラムに関する議論を始め、今まで以上に内容の濃いディスカッションを行っていました。私のRTでも今まで議論してきた内容を整理し、新たな課題とファイナルフォーラムで何を伝えるかを考え、準備をはじめていきました。
そしてRTタイムの後は、スペシャルイベントとして希望者みんなでカラオケに行きました。
音楽に国境は関係なく、アメデリもジャパデリもみんな各々歌を歌って踊って騒いでみんなが一つになって楽しむことができました。本会議が終わりが近づいていることもあり、カラオケの帰り道では、ずっとこのままみんなといれたらな…と思ってしまい、少し切ない気持ちを抱いてしましました。

本会議もあと1週間ほどとなりました。
自分のRT、自分自身が本当にこのままでいいのかをしっかり考え、すべてのことに全力で取り組み、笑って終われるように頑張っていこうと思っています。

2012年8月16日木曜日

第64回日米学生会議 8/11 本会議14日目

こんにちは!
「人権問題と我々の責務」分科会のしゅんです!
今日は、7:15分に集合した後、朝食を食べて、9時から「スペシャル・トピック」についてディスカッションをしました。スペシャル・トピックとは、普段の分科会とは異なり、メンバーを変えて全く別のテーマについて話すことをいいます。今日のスペシャル・トピックは、昨日展示と卒業式を見学した「TOMODACHIサマー2012ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」(http://usjapantomodachi.ayusajapan.org/)に関連したテーマを扱いました。スペシャル・トピックの後は、10時から1時間RTの時間がありました。人権分科会では、最終日の発表に向けて何をこれから扱うかということを話し合いました。
RTタイムの後は、急いで昼食を食べ、12時から2時間弱、立教大学の教授でアジアパシフィックジャーナルの責任者でもあるアンドリュー・デウィット(Andrew DeWit)氏から日本のエネルギー政策についての講演を伺いました。14時からは、「TOMODACHIサマー2012 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」に参加している高校生たちとディスカッションをしました。東北の高校生と話ができる機会は貴重で、とても刺激をもらうことができました。ディスカッションの後は、またRTでディスカッションをした後、夕飯を食べ(中華でした!)、フリータイムになりました。元気のいい人達はサッカーをしたり、ハイキングに行ったりしていました。
JASCも正味あと一週間というところですが、残りの時間も全力で取り組んで行きたいです!
しゅん

8月10日@バークレー

みなさん、こんにちは。本日のブログを担当します中道洋司です。早稲田大学政治経済学部政治学科に所属しています。分科会は「人権問題と我々の責務」に所属しています。よろしくお願いします。第3サイトであるカリフォルニア・バークレー(2日目)での活動をお伝えします。
午前中、分科会活動(ディスカッション)を終えた後、とある映画を会議参加者が鑑賞しました。内容は以下の通りです。
戦後間もない被爆地広島の小学生が描いた絵画が、数十年のときを経て米国の教会の地下室で偶然に発見され、2010年に故郷へ里帰りするまでを追いかける物語(バークレー校HPおよび映画公式HP参照)。そう、昨日の「広島プレゼン」に引き続き原爆というテーマを扱いました。映画終了後アメリカ側の学生と話をしたのですが、アメリカと日本における原爆に対する教育や、世代間の考え方の違いをお互いに知ることができたと感じています。原爆の問題に限らず、各々の議題に関し理解の溝は必ずしも埋めることは難しいです。しかし、学生という立場である我々から議論をすることで、少しずつ距離を縮めることができるのではないか、と考えています。地道な議論を積み重ねることで、我々の世代から歴史認識の差異を少しずつ埋めることができる、と改めて考えさせられました。日米学生会議は、肩書きも社会的立場も社会人に比べ自由ないまの立場を活かし、自由闊達な議論を日米の学生とともに取り組む貴重な場です。本会議全体も後半になりました。自身が所属する「人権問題」に限らず、様々な話題について個性豊かな学生と話していきたいと思います。そして、悔いの残らない一夏を過ごします!

カリフォルニア州立大学バークレー校東アジア研究科(英語)
http://events.berkeley.edu/index.php/calendar/sn/ieas.html?event_ID=55884&date=2012-
08-10&filter=Secondary%20Event%20Type&filtersel=
「広島の校庭から届いた絵(Pictures from Hiroshima schoolyard)」公式HP(日本語)
http://www.hiroshimaschoolyard.com/jp.html

2012年8月12日日曜日

第64回日米学生会議 8/9 本会議12日目

みなさん初めまして。
武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻4年の竹内正人と申します。分科会は「グローバル化における文化と芸術(以下CIA)」に所属しています。この日は、マディソンからカリフォルニアへの移動の日でした。早朝からの移動ということもあり、飛行機の中では参加者同士が話し合っている様子はなく、寝ている人がほとんどでした。
ダラス、マディソンとはまた違った風景を見せてくれたカリフォルニアは、非常に涼しく日中は快適に過ごすことが出来ました。カリフォルニア大学バークレー校の寮のチェックインが済み、広島・長崎の原爆について日本側参加者がプレゼン、ディスカッションを行った。私たちの分科会であるCIAは原爆についてのプレゼンが終了と同時に抜け、フィールドトリップであるジャズコンサートの会場「Freight Salvage Coffee House」へと向かった。ドラム担当であったTana AkiraさんはJASCerであったこともあり、コンサート終了時にJASCについてお話をすることができた。文化と芸術という2つの事柄について、漠然としたことしか理解していなかった私にとって非常に有意義な時間となった。明日からの分科会のディスカッションでは、世の中にありとあらゆる文化と芸術について議論していきたい。

2012年8月11日土曜日

第64回日米学生会議 8/8本会議11日目


こんにちは、早稲田大学政治経済学部1年の大多和祐介ともうします。グローバル化における文化芸術という分科会に所属しています。11日目は第2サイト目となるウィスコンシンでの最後の日でした午前中はファームを訪れ、牧場の様子を見たり、どのように管理しているかの説明を受けました。

ランチではそこでの牛肉を使ったハンバーガーやチーズ、ミルクをいただきました。
そして、一度ドミトリーに戻った後、RTタイムを行いました。
私の所属する分科会では、話していく方向性が未だに明確になりきらず、苦労しているさなかであります。しかし、RTメンバー全員とともに話し合いを進めて行きたいと思います。その後、Governor’s Mansionで開かれたレセプションを訪れました。
普段話すことの出来ない方と話すことが出来て、とてもいい機会となりました。
キャンパスに戻ってきてからは、リフレクションをしました。
第2サイトを振り返る機会となりました。


第2サイトの終わりであるともに、JASCの中間ポイントでもあり、とても考えさせられました。私自身も残り半分のJASCでの時間をどのように使っていくのかその後考えました。JASCが半分終わってしまっていることは正直信じられないです。このままで終わってしまってはいけないと感じつつ、何をすればいいのか明確に答えが見つけられていないのが現状です。明日からの第3サイトで何か見えるものがあればと思います。

2012年8月8日水曜日

第64回日米学生会議 8/7 本会議10日目


 はじめまして。東京大学教育学部3年の浅原光貴です。第64回日
米学生会議の分科会では「現代社会における企業活動と倫理」
に所属しています。ウィスコンシンで過ごす日々も残り少なくなってきました。
 今回は8月7日の活動内容を報告させていただきたいと思います。
まず私たちは早朝より1時間30分ほどバスに乗りキッコーマンに
向かいました。そこでCEOの清水様よりキッコーマンフーズの経営体制についてのお話を伺いました。私たちの分科会は本会議前の事前活動で東京のキッコーマン本社を訪れ、その経営体制や企業倫理についてのお話を伺っていたため、今回の訪問は日米間の経営体制の違いや労働環境の文化の違いなどを比較することができて非常に有意義でした。その後は工場内で醤油の長い精製工程を見学させていただきました
 午後はまたバスに乗ってミルウォーキーにあるHarley Davidsonの博物館に向かい、博物館の見学およびHarl
ey Davidsonについてのお話を伺いました。
日頃バイクというものに接する機会が自分含め中々ない中で、各々がそれぞれ楽しむことができたと思います。
 以上がこの日の主な活動内容ですが、
ここから先は個人的なことを少し述べたいと思います。JASC
は素晴らしい仲間たちのおかげもあって非常に充実した毎日を送っています。その中でも意識するようになったのが、集団における自分の役割についてです。英語が得意な人、明確な強い意見を持っている人、様々な経験を積んできた人。参加者それぞれが素晴らしい個性を持ってJASCという集団の中で活躍する中、自分が強みをもって活動できる場所はどこなのか。残り半分ほどになったJASCの中で少しでも見いだせるように今後とも頑張っていきたいと思います。

第64回日米学生会議 8/6 本会議9日目


皆さま、こんにちは。順天堂大学医学部3年、「安全保障と日米」分科会所属の川野です。
Madisonは連日快晴。時折吹くそよ風が心地よいです。

さて、本会議9日目を振り返りたいと思います。
朝食をとってからまず向かったのはBabcock Hall。これはUW-Madisonのキャンパス内にあるアイスクリーム製造の施設です。ガラス窓越しに巨大なタンクが並ぶ製造ラインの見学をしました。重量の17%が砂糖だと聞いて驚きましたが、牛乳が美味しいWisconsinのアイスクリームは濃厚で美味でした。
続いて同キャンパス内にあるWisconsin Institute for Discoveryという研究施設を見学。この施設は2010年に完成したばかりで、人が集まりやすい空間づくり、環境に配慮した様々な機能など、多くの工夫が見られます。理系の私は特に上階にある実験室に感激しました大きな窓からは太陽の光がたっぷり差し込み、実験台は広く、明るく開放的な場所で安全に作業ができそうでした。
午後はSocial Sciences Lecture HallにてState Politics Forumに参加しました。2011年にWisconsinで起きた2011 Protestsについて当時の市長、及び一連の出来事について報道してきたアナウンサー3名による講義を受けてからディスカッションに取り組みました。一般市民の声を如何に政治家に伝えていくかが議題となりました。

夕飯はState StreetRTごとに済ませ、その後は夜までRT Meeting!言うまでもなくミーティングの内容が重要なのですが、アメリカ側の参加者も含めてみんなで湖の周りを歩いたり、街中を一緒に散策したりすることも貴重な思い出です。


今後の本会議でも毎日、色々なことを学び、吸収していきたいと思います。

以上、9日目の報告でした!

2012年8月7日火曜日

第64回日米学生会議 8/5 本会議8日目



初めまして慶應義塾大学法学部2年の森田修弘です。第64回日米学生会議にはアイデンティティ分科会の一員として参加しています。今回85日のブログの担当を西村と二人でさせていただくことになりました。活動の内容を中心に感想を加えながら6日の午前中
の活動を振り返りたいと思います。

楽しかったタレントショーの翌日、寝不足で辛そうな表情をしている参加者がちらほら見える中、本会議2回目のスペシャルトピックを行った。

スペシャルトピックとは日本側の参加者(以下ジャパデリ)とアメリカ側の参加者(以下アメデリ)が二人一組でトピックを決め、参加者を募り議論するものだ。トピックは政治や哲学などを中心としたフォーマルトピックと興味に基づいたインフォーマルトピックの二つに分かれている。私はアメデリのMari Kobayashiと共にHow do you measure success.というトピックをセッティングした。 両国の参加者を合わせて10人ほどで議論をし、様々な意見を交わした。幸せであることが重要である、過程が良くないと成功ではない、試練を乗り越えて初めて成功と呼べる、成功することと「人生の成功」は別である、など多くの面白い意見が揃った。担当者として全員の意見をしっかりと聞きつつ、議論が本筋から大きく離れないように気を付けることは難しかったが、ジャパデリ、アメデリどちらにも非常に楽しかったと言ってもらえるなど、担当者二人とも満足できる内容で終わった。
このスペシャルトピックを始め、JASCの素晴らしいところは分科会活動の時間以外でも、いつでも、だれとでも真剣に深い議論をすることができるということだ。普段の大学生活の中では政治や将来の夢、人生観などについて熱く語ることができる機会は少ないが、
そんな機会がJASCにはごろごろ転がっている。
常に新しい視点を加えながら自分のことを見つめなおすことができるこの時間を大切にしたい。始まる前は長いと思っていたJASCも気が付けば折り返しを迎えようとしている。71人の仲間たちと過ごせる時間も少なくなってきた。残り二週間も全力で駆け抜けることをここに誓いたい。

こんにちは、大阪大学外国語学部外国語学科アラビア語専攻3年の西村です。
午後はFree TimeBBQがあり、リラックスして楽しく過ごせる時間でした。Free timeはショッピング組、スポーツ組、カヌー組に分かれてそれぞれの時間を過ごしました。カヌーが強風のために遊べなくなってしまったのは残念です(_`)
因みに私はFarmに行くための靴を買いに街へ行きました。
ウィスコンシンにはアメリカならではのベーグル屋さんやカフェもあり、お洒落で整然とした街並みです。BBQではジャパデリが持ってきたお好み焼きも作ったり、「忍者」というゲームを遊んだりしていました。一瞬でポーズを変えながら誰かの手にタッチ出来たら勝ちというゲームなのですが、みんな本当に忍者のような格好をしていて面白かったです。この「忍者」はしばらくJASC内で流行りそうです!楽しみながらもこれからのJASCを頑張りたいと思います。
また、英語もなかなか大変ですが、講義や会話が上手く聞き取れないときに感じる不安から逃げずに克服できるようにしたいです。