2012年8月21日火曜日

第64回日米学生会議 8/15 本会議 17日目


 皆さん、こんにちは。国際基督教大学教養学部の鹿山ゆかりと弘前大学医学部医学科2年の片山恵里です。
 日米学生会議も残りわずかとなりました。シアトルの街と仲間との時間を楽しみながら、ファイナルフォーラムに向けて取り組んでいます。
 今日は午前中に分科会毎の活動(ディスカッションやファイナルフォーラムに向けての準備など)、午後はWing Luke Museumの見学と第二次世界大戦中日系字人収容所の生存者Makoさんのレクチャーというスケジュールでした。
 Wing Luke は、シアトルで初のアジア系アメリカで初の市長となった人です。Museumでは彼の功績だけでなく、アジア系アメリカ人様々な展示が行われていました。戦時中のアジア系移民の排斥の中でいかに彼らがコミュニティの中で文化を維持し、アイデンテティを構築したかということを伝えていました。普段日本にいると自分が日本人であるということを意識する機会はあまりありませんが、「日本人らしさ」を考える機会を持ちました。この「日本人らしさ」の気づきを基に私たち日本人が世界で担うことができる役割を考えることが出来たらなと思います。
また、Makoさんからは彼女の幼少時から今に至るまでの人生についてお話を伺いました。お父さんが家族と引き離され殺されてしまった壮絶な体験から、過去の悲しい歴史を知ると共に、日系人収容所で偏った受け、その後教師の道を進んだMakoさんの「教育の在り方」についての意見を伺わせていただき大変勉強になりました。

いよいよファイナルフォーラムも近づきみな疲れを見せていますが最高のファイナルを作れるよう一致団結して頑張っていきたいと思います。


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