2012年8月26日日曜日

第64回日米学生会議 8/19 本会議最終日



毎日毎日どれだけ朝方に寝ても起床はきっちり6時∼7時だった1ヶ月でしたが、この日だけは自由にSight-seeing dayだと決まっていたので、いつも通り朝の5時まで皆と語ってお風呂に入って寝て、ものすごく久しぶりに11時まで寝ていました。JASCersが部屋に起こしに来てくれてDowntownへ出かけ、買い物をしてスタバ一号店を見に行った後は女子で部屋に集ってFinal Dinnerの為にドレスアップ。寮から少し歩いたところのレストランでまず最終リフレクション(振り返り会)をしました。毎回リフレクでは皆が言う事に感動したり共感したりして半泣きになっていたけれど、今回は半泣きどころか本気泣きでした。それも私だけでなく、男の子も含め皆胸が熱くなって泣いているようで、その情景を目にしたからか、信じたくなかったけれど私たちの人生最高の夏はついにもう終わるんだという事が現実味を帯びて来て、何とも言えない焦燥感と寂しさに襲われ始めました。皆がどれだけJASCers全員を愛しているかがひしひしと伝わってくるリフレクで、終わってしまって全員でもう濃い毎日を作っていけなくなくなるのが寂しくて仕方がないけれど、皆のリフレクを聴いていると寂しさよりもこれからの未来への期待が膨らんで、これから先それぞれがこの経験を糧にして未来を切り開き、夢を追って、それぞれがまた一つ成長した姿でいつか71人一同が集まれる日が楽しみに思えたのを覚えています。リフレクの時間が終わってしまった後は、その場でそのまま最後の皆と一緒に食べる夜ご飯の時間に移りましたが、全員泣いたままでお互いを抱き合って感謝をし合って熱い気持ちを伝え合って、私に及んでは何一つ口にしないまま(笑)夜ご飯タイムも終わり全員で寮へ帰りました。このリフレク後の夜ご飯タイムに、できるだけ多くのデリゲート達にハグをしにいって、涙でぐちゃぐちゃになった顔で、この夏私に出会ってくれてありがとう、私と色んな熱い話をしてくれてありがとう、沢山の温かすぎる思いでをありがとう、こんなにも大切な存在になってくれてありがとう、これからもずっとずっと私の心の中にいてね、と伝えに回りました。JASC64での日々は、ただ単の楽しかった夏の思い出ではなく、私にとっては、これからの東京での生活、いやそれだけではなくてきっとこの後の自分のAdventure全部を支える心の支えとなってくれた思い出でした。3カ国の混血でありアメリカで生まれ育った私にとって、完全に異文化である東京の慶応で、家族も友達も日本にいないまま一人暮らしをしながら学生生活を送るのは、いくら日本語に堪能で沢山の友達に好かれたからといっても、単純に楽しめる程簡単ではありませんでした。言葉を話せるから大丈夫だと思って、楽しみにしていた日本での生活なのに、言葉が話せるからこそ、その文化に順応できず抱える苦悩があるんだと知って、自分は一体何人なのか、何者なのか、弱音も誰にも吐けずただただ泣いていた7月までの自分。だけどJASCで、私を、名前や国籍やバックグラウンドからではなく、目の前にいるただ一人の個人として認めてくれて、受け入れてくれて、仕舞には最高の人間だと称えてくれる沢山の心温かい友達に出会って、また、様々なフィールドで日米の未来を、世界の未来をどうにか良くしようと日々葛藤している沢山の素敵な人生の先輩に会って、生きていく上でのエネルギーと仲間を得た今、もう何も怖いと思いません。きっと状況は何も変わっていなくて、また沢山の苦悩が私を待ち受けているけれど、ものすごく尊敬した沢山の人生の先輩から頂いたエールや言葉と、目を閉じればいつでも出て来てくれる私の大切な大切な、素敵すぎる、心から大切な仲間たちの存在さえあれば、どんな苦難にも立ち向かって、いつでも自分らしく生きていける気がします。こんな風に思わせてくれた仲間と思い出に、ありがとう。こんな事を、最後のリフレクとディナーでは思ったりして、一人一人の顔を眺めていました。「大好き」じゃ言い表せられない程、皆の事が好き過ぎます。こんなにも熱い、素敵な未来のリーダー達がいる私たちの世代の世の中は、きっとキラキラした笑顔に溢れているはず。Let s go JASCers! Live your dreams!

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