2012年8月16日木曜日

8月10日@バークレー

みなさん、こんにちは。本日のブログを担当します中道洋司です。早稲田大学政治経済学部政治学科に所属しています。分科会は「人権問題と我々の責務」に所属しています。よろしくお願いします。第3サイトであるカリフォルニア・バークレー(2日目)での活動をお伝えします。
午前中、分科会活動(ディスカッション)を終えた後、とある映画を会議参加者が鑑賞しました。内容は以下の通りです。
戦後間もない被爆地広島の小学生が描いた絵画が、数十年のときを経て米国の教会の地下室で偶然に発見され、2010年に故郷へ里帰りするまでを追いかける物語(バークレー校HPおよび映画公式HP参照)。そう、昨日の「広島プレゼン」に引き続き原爆というテーマを扱いました。映画終了後アメリカ側の学生と話をしたのですが、アメリカと日本における原爆に対する教育や、世代間の考え方の違いをお互いに知ることができたと感じています。原爆の問題に限らず、各々の議題に関し理解の溝は必ずしも埋めることは難しいです。しかし、学生という立場である我々から議論をすることで、少しずつ距離を縮めることができるのではないか、と考えています。地道な議論を積み重ねることで、我々の世代から歴史認識の差異を少しずつ埋めることができる、と改めて考えさせられました。日米学生会議は、肩書きも社会的立場も社会人に比べ自由ないまの立場を活かし、自由闊達な議論を日米の学生とともに取り組む貴重な場です。本会議全体も後半になりました。自身が所属する「人権問題」に限らず、様々な話題について個性豊かな学生と話していきたいと思います。そして、悔いの残らない一夏を過ごします!

カリフォルニア州立大学バークレー校東アジア研究科(英語)
http://events.berkeley.edu/index.php/calendar/sn/ieas.html?event_ID=55884&date=2012-
08-10&filter=Secondary%20Event%20Type&filtersel=
「広島の校庭から届いた絵(Pictures from Hiroshima schoolyard)」公式HP(日本語)
http://www.hiroshimaschoolyard.com/jp.html

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